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空手道の世界でよく言われる
「押忍」
私も先輩によく
「つらい時、苦しい時こそ『押忍の心』で臨むんだ!」
と教えてもらいました。
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戦前の武道専門学校の学生の間で使われたのが始まりだそうですが
この言葉も色々な意味で使われていますね。
1番よく聞くのは「忍耐」です。
困難や逆境に対しても耐え忍び、心で押し克つ
そしてもう一つは
「心」の中にある「刃」を「押」さえる
つまり、すぐに怒ったりケンカ腰になったりする
凶暴な部分の感情をコントロールし、常に冷静であれ、ということです。
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この「押忍」という言葉の中には、そうした忍耐や平常心の他にも
克己心や空手家としての誇り、空手だけでなく人生そのものの
生きる指針など単純にひと言では言い表せない様々な
深い意味が集約されていると思います。
「押忍」の二文字に空手家としての生き様が凝縮されているんですね。
道場の中でも、子どもたちが「オス、オス」と返事をしますが、
口先だけのオスでは意味がありません。
道場でも改めてこの言葉の重み、深さについて語り、
皆が押忍の精神を体現する心構えを持って
口先だけでない心の入った「押忍」を使えるようにしたいですね。
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