のぶなが杯では、おかげ様で優勝することができましたが、
高校2年の時に空手を始め、今年で33年になりますが、
試合で優勝することができたのは、
今回が初めての経験なんです。
10代から20代の頃は、新人戦で4位入賞以外は、
ほとんどが1、2回戦負けばかり。
そして、2年前に競技復帰をし、
2回大会に出ましたが、これも共に2回戦で敗退です。
復帰をしてからは、試合ごとにトレーニングメニューを見直し
この年令でいかにして心技体のレベルを上げていくのか
日々実践・検証を繰り返してきました。
そして今回迎えたのぶなが杯にて
空手人生33年、来月49才を前にして、
初めて優勝という経験をすることができました。
僕の座右の銘は「継続は力なり」です。
選手としては特に名前を残せなかった自分でも
コツコツとでも30年も続けていれば
優勝もできるものなんですね。
優勝という結果も、もちろん嬉しいことですが、
それ以上に自分が信じてやってきた空手や
トレーニングが間違っていなかったことが
一番に嬉しかったです。
しかし、ここで慢心することなく、より高いレベルを目指して
自分を高め、あきらめずにやり続けることの大切さを
自身の背中を見せることで、
道場生たちに伝えていければと思います。
そして、もう1つ嬉しかったことは
大会の決勝戦で内藤先生と闘えたことです。
当道場の一般部創成期に、親子稽古体験会を経て
入門してきた”普通のお父さん”が、
まさかここまで強くなるとは僕自身も予想できませんでした。
まだ稽古体系も確立できてなく、ハードトレーニングと
ガチンコ組手ばかりしていたために、
道場生の入れ替わりの激しい創設当初の一般部で、
時には参加者が内藤先生ただ1人で
いつも2人で練習をしていた時期もありました。
最初は久美子先生にもボコボコにされていた(笑)
内藤先生は、何度も組手で痛い思いをしても
試合でなかなか勝てなくても決してあきらめることなく
週1回の稽古(現在は2回)は、絶対に欠かすことなく
参加していました。
黒帯になってからは、道場や試合の運営なども
サポートしてもらったりするなど、
僕自身も大いに助けてもらっています。
そうして約10年間、共に稽古をしてきた内藤先生と
大会での決勝の舞台で闘えるということは、
僕にとって心からの嬉しさ、感動があり
組手でバチバチ打ち合いながらも、この10年の出来事が
走馬灯のように浮かんで胸が熱くなっていました。
普通のお父さんでも、一心に物事に打ち込めば
ここまで強くなることができる。
内藤先生は、マスターズ世代の可能性を
みごとに体現してくれています。
そうしたモデルに引っ張られて
一般部のマスターズメンバーもみな熱く燃えています。
これからも天志魂を胸に、共に精進していきましょう!!
稽古は明るく楽しく、時には激しく
「人を育てる」空手道場 天志道場
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