「精神」タグアーカイブ

押忍

DSCN0837

空手道の世界でよく言われる

「押忍」

私も先輩によく

「つらい時、苦しい時こそ『押忍の心』で臨むんだ!」

と教えてもらいました。

DSCN0838
戦前の武道専門学校の学生の間で使われたのが始まりだそうですが

この言葉も色々な意味で使われていますね。

1番よく聞くのは「忍耐」です。

困難や逆境に対しても耐え忍び、心で押し克つ
そしてもう一つは

「心」の中にある「刃」を「押」さえる

つまり、すぐに怒ったりケンカ腰になったりする
凶暴な部分の感情をコントロールし、常に冷静であれ、ということです。

DSCN0841
この「押忍」という言葉の中には、そうした忍耐や平常心の他にも
克己心や空手家としての誇り、空手だけでなく人生そのものの
生きる指針など単純にひと言では言い表せない様々な
深い意味が集約されていると思います。

「押忍」の二文字に空手家としての生き様が凝縮されているんですね。

道場の中でも、子どもたちが「オス、オス」と返事をしますが、
口先だけのオスでは意味がありません。

道場でも改めてこの言葉の重み、深さについて語り、
皆が押忍の精神を体現する心構えを持って
口先だけでない心の入った「押忍」を使えるようにしたいですね。

DSCN0844
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

稽古は明るく楽しく、時には激しく
「人を育てる」空手道場 天志道場
見学・体験随時受付中!!
※お問い合わせ先 TEL 06-7162-2988(代表・竹中)

空手道 天志道場公式ホームページ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.s-hearts1.com/tenshi.htm

負けず嫌い

DSCN0639

以前、テレビであるスポーツ選手のドキュメントを観ていた時
ナレーターの言葉が心にグッと響きました。
「負けることより悔しいのは

負けたままで終わること

それが真の”負けず嫌い”だ」
負けることは誰でも嫌なもの
よく子どもの遊びなどでも
勝つことにムキになっている子を見て

「あの子は負けず嫌いだなあ」

と言ったりすることがありますね

でも最近多いのは、そうした負けず嫌いではなく
負けるのが嫌だから、最初からチャレンジをしなかったり
最初から「どうせ負けるわ」と自ら”負けフラグ”を立てて
全力を出さない、と言うタイプの負けず嫌いです。

DSCN0643

何事も常に勝ち続けるということはなく
必ず負けることもある
大事なのはその時
負けてすぐに

「もう、やーめた」

と投げ出してしまうのか
それとも勝つまでやり続けるのか
そこが強いハートの分岐点となるのです

負けたり失敗することで気づき、改善し、
その積み重ねが勝利や成功へとつながるもの

これは、スポーツも、勉強も、仕事も、みな同じことでしょう

“負けを恐れない心”こそ
真の負けず嫌いに必要なものだと思います

DSCN0646
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

稽古は明るく楽しく、時には激しく
「人を育てる」空手道場 天志道場
見学・体験随時受付中!!
※お問い合わせ先 TEL 06-7162-2988(代表・竹中)

空手道 天志道場公式ホームページ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.s-hearts1.com/tenshi.htm

覇道と王道

人を制すのは力ではなく心 覇道ではなく王道だ

拳は心なり 心正しければ 拳もまた正し
尊敬する空手家、佐藤勝昭先生(佐藤塾宗師)の言葉です

力をもって人を屈服させるのが覇道であり、
心でもって人を感服させてしまうのが王道です。

DSCN0340

道場でいつも言っていることは

「己が身につけた空手をどう使うかは自身の心次第である」

ということ

よく切れる包丁も、持つ人によって
美味しい料理をつくり、人の心を豊かにするために使われるのか
人を傷つけるために使われるのか違ってくるわけです。

心で人を惹きつけるだけの人間としての魅力を磨く

人間力を高めていけば、自ずと人と争うこともなくなるでしょう

人間としての器を広げ、空手の道で学んだ心を
それぞれの日常で、社会の中で役立てていきたいものですね

DSCN0342
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

稽古は明るく楽しく、時には激しく
「人を育てる」空手道場 天志道場
見学・体験随時受付中!!
※お問い合わせ先 TEL 06-7162-2988(代表・竹中)

空手道 天志道場公式ホームページ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.s-hearts1.com/tenshi.htm