「師範の思うこと」カテゴリーアーカイブ

ヤンチャ坊主ほど

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昨日は高校生のムツキとのマンツーマン練習でした。

鍛錬・型・約束組手・ミットの後
顔面有りとフルコンルールでのスパーリングをやりましたが
危うく、上段に回し蹴りをもらいかけました。
ムツキも本当に強くなったものです。

彼は今の道場生の中でも、
一番僕に叱られた子ではないでしょうか。
小学生の頃は、本当に落ち着きがなく、話を聞いてなくて
何度も叱られたヤンチャ坊主でした。

しかし、高学年になってから
稽古にも真剣に取り組むようになり
試合でも何度も優勝をして
全国大会にも出場するまでに成長しました。

高校生になった今は、誰とでも友だちになる気さくさと
周りに気配りのできるとても良い男です。

昔の彼のように言うことを聞かず、落ち着きがなくて
僕に叱られている子ほど、後々大物になっていますね。

今、キッズや小学生でも親御さんから
「うちの子はよく注意されてますけど大丈夫でしょうか?」
と聞かれることもありますが、全然大丈夫です。(=^・^=)

ヤンチャなエネルギーが、ひと度空手に向いた時
一気に成長していくものです。

目先の結果ではなく、子どもたちが
10年、20年経った時に立派な人間に成長させること。
そうしたイメージを常に持って
我々指導陣は日々指導に当たっています!

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継続は力なり

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「継続は力なり」

これは空手の師匠から教えていただいた言葉で
私の座右の銘となっています

成功するため、目標を達成するためにはひとつの物事に集中し、
コツコツとでも続けていくことです

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空手の修行においても最終的に強くなるのは
下手でも諦めることなく、地道に稽古を続けてきた者です

空のバケツを石ころでイッパイにするために
石を投げ続けることが大事なのです。

外れても外れても、投げ続けていれば
いずれはバケツは石で埋まっていく。
しかし、投げるのをやめてしまえば
それ以上バケツは埋まることはありません。

空手でもそれは同じ

「時間が取れなくてなかなか稽古に出られないから」

「試合になかなか勝てないのは自分にセンスがないから」

と「できない理由」を言って石ころを投げるのをやめてしまう。
でも、その方がむしろ”簡単”なんですね。

何があっても石ころを投げ続ける粘り強さ
それこそが目的・目標を達成するために必要なものですね

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また、修行の道のりの中では困難や失敗に出くわすこともあるでしょう
しかしそれは己の成長のために現れた乗り越えるべき障壁です

そこから逃げず、失敗や負けを恐れず真正面から立ち向かった時
どのような結果になっても必ず自分の成長の糧となるのです

チャレンジすることをやめれば、失敗はないかもしれません
しかし、そこには成功も成長もないのです

小さなことからでいいから、勇気を出して一歩前に踏み出してみる
小さな一歩の積み重ねの後に振り返ってみれば道ができているものです

「石ころを投げ続ける」気持ちを
忘れずに、日々精進していきましょう!!

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大丈夫?

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最近はクラブをしている中学の道場生たちが
かなり疲れているのが目立ちます。

稽古が始まる前に、道場でへたり込んでいたり
ケガや故障(空手でなく、部活での)が多くなっています。

僕は整骨の仕事をしていた時代から
スポーツトレーナーの活動もしており、
様々なクラブへの指導にも行ってますが
生活習慣や食生活などの影響で
年々子どもたちの健康度が低下しているのを感じています。

本来、練習をやるほどに身体は丈夫になり
健康度が高まるのがスポーツの本質だと思うのですが
こういうコンディションになっているのを
指導者はわかっているのか、医学的・生理学的根拠に
基づいた練習プログラムを組んでいるのか
心配になってきますね。

こういうコンディションだと
何事においてもやる気がなくなり
行動力も低下してきます。
エネルギー不足状態でやる気を出そうと思っても
出すことができないんですね。

ご家庭では、子どもにやる気を出せという前に
潜在的原因となっている疲労をキッチリ取り除き
健康増進に努めてもらいたいと思います。

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9/22(月)中豊島道場

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稽古前の集中力トレーニング・ボール積み

みんな積み上げる時間も早くなってきましたね!

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まずはエネルギーアップ!!

「何かをする前に心がけなければならないことは、
まず心と身体のエネルギーを高めておくことだ。
電池の容量が乏しい懐中電灯では役に立たないのである」
(※「長谷川一彌一言集」より)

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稽古前のトレーニングは、運動能力向上と共に
テンションを高めて心身のエネルギーアップを
させていくことを目的としています。

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あれこれ口うるさく、ガミガミと怒られた後で
何かをやろうという気は起りませんよね。

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空手でも、勉強でも、何事も
まず楽しくなる、元気が出るようにしてから
物事に取り組むことが大事です!

※ミット50本連続蹴り
楽しければ厳しいことも笑顔でできる!!

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己に克つ

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昨日の少年部も振り替えできている子もいて

賑やかな練習になりました。

来月の天志チャレンジカップに向けて

組手練習も熱くなってきましたね。

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試合は文字通り『試し合い』

強くなるために心と身体、技を鍛えてきたその成果が

どれだけ発揮できるかを確認するための場です。

そこで勝てれば、より高みを目指して精進する

負けることで自分の足らぬところに気付き

そこを埋めてまたチャレンジをしていく。

そうした目的がはっきりしているからこそ

勝っても負けても心身ともに成長をしていくものです。

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そうした強くなるための修行の一環として試合があるのですが

普段の稽古で抜いているのに試合だけ出てきたり

審査のために試合に出てくるなど

本来の目的からずれているところにあれば

やはり、成長も遅くなるし、試合自体が苦しいものになってしまいます。

試合はやはり緊張もしますし怖い気持ちも出てきます

しかし、武道は闘いを通じて自分を強くするものですから

そこは必ず乗り越えなければならないもの。

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相手との勝ち負けよりも、大事なのは

そうした自分の中に生まれる弱さや恐怖に打ち克つこと。

それが一番大切なんだと僕自身は思っています。

己に克つことが心を強くする、誇りや自信を持つための第一歩です。

その一歩を踏み出す勇気を持てるように

しっかりと1人1人にエネルギーをかけていきたいと思います。

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間違いを恐れない

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稽古の中でよく子どもたちに立ち方や技の名前、
技の意味についての質問をすることがあります

しかし、子どもたちの中には間違えることに対する
抵抗が大きいようで

心の中で「こうかな?」と思っていても、
もし間違えたら、と思って手を挙げずに
こちらが正解を言った後に

「ああ、当たっていた!」

と言ったり

手を上げて答えても自信なさげに
段々声が尻すぼみになってしまったり、などなど

その時に言っているのは

「間違えることは悪いことじゃないんだよ

間違えても何が正しかったかをわかればそれでいいんだ

それよりも自分がこうかな?と思った事を
はっきりといえることが大事なんだよ

間違いを気にせず、自分のエネルギーをまずちゃんと出すこと

それが組み手の時にも気持ちが受身にならず、
しっかりと前に気を出すことにもつながるんだよ

これからは自分がこうだ、と思ったことははっきりと言う
エネルギーを出していくことを心がけよう!」

と言うことです。

間違いを恐れず、積極的に自分の意思を発する心を育む。
そのためには、我々大人もその積極性を行動にして
背中を見せることも大事ですね!

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心の幅

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その昔、私が入門したてのころは、
白帯は先輩たちの”実験台”のようなものでした

特に当時の私は若くてある程度体格もよかったので
よく稽古終了後に先輩から

「ちょっと組手の相手をしてくれる?」

と呼び止められ、その後はいつも地獄を見せられていました

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こちらは技術も何もないから、ただがむしゃらに突き蹴りを繰り出すだけ

先輩はそれをいとも簡単に捌き、強烈な下段回し蹴りや
ボディーに下突きを食い込まされたり、
崩し技などで何度も地べたを這わされ、

「グエッ!!」「ゲボッ!!」「ウゥーーン!!」

と唸らされました

あの時はいつも足を引きずったり、フラフラになりながら家に帰っていた記憶があります

まあ、それでも空手を辞めなかったのは、やっぱり好きだったからでしょうね

今の時代にそれをやると、さすがに誰もついて来れないと思います

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道場生が稽古に来る目的はそれぞれ違いますから
普段に行う通常稽古での組手はあくまでも技を磨くことを主とします

そこそこ慣れた者同志なら、ある程度の強さでやるのは
構いませんが、自分より技が未熟や力が初心者に対しては
相手を潰すのではなく、受け捌きを中心にするや、
ピンポイントの攻撃に絞るなどの
テーマを持って組手に臨むようにします

そうした組手ができるのはある程度の
心に余裕がなければできません

ガンガンに潰し合いのような組手をしてしまうのは
心の余裕の無さの現われです

どの程度の強さでやれば、相手にとってちょうど良い負荷になるか
そうした見極めのできる心の幅・技量も養っていきましょう

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1本に心をこめて

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稽古では突き蹴りの1本1本を大事にし、
「この1本」に気持ちをこめて打ち込むよう
子どもたちに指導をしています。
基本稽古や移動・型を見ていても
そこに気持ちが入っているか、
そうでないかは見ればすぐにわかります

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気持ちが入っている子はやはり上達も早いが
そうでない子は飲み込みが遅かったり
同じ間違いを何度も繰り返してしまいます

気持ちが入っているというのは集中しているということ
やはり上達のポイントは集中にありなんですね

稽古が終わった後でも、汗もかかず
サラッとしている子もいますが、
1本に気持ちを込めて打ち込めば
基本だけでも汗が出るはずです。
それを1時間半の稽古の間続ければ、
稽古が終わった時にはもう汗だくですね

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それだけ気持ちを込めて稽古に取り組んでこそ
「昨日より少し強くなれた!!」
と思うことができるのです

子どもたちには、まだまだ伸びシロがいくらでもあります
その無限の可能性を引き出せるよう
稽古で全力を出す、出したくなるよう
導いてあげたいと思います。
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押忍

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空手道の世界でよく言われる

「押忍」

私も先輩によく

「つらい時、苦しい時こそ『押忍の心』で臨むんだ!」

と教えてもらいました。

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戦前の武道専門学校の学生の間で使われたのが始まりだそうですが

この言葉も色々な意味で使われていますね。

1番よく聞くのは「忍耐」です。

困難や逆境に対しても耐え忍び、心で押し克つ
そしてもう一つは

「心」の中にある「刃」を「押」さえる

つまり、すぐに怒ったりケンカ腰になったりする
凶暴な部分の感情をコントロールし、常に冷静であれ、ということです。

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この「押忍」という言葉の中には、そうした忍耐や平常心の他にも
克己心や空手家としての誇り、空手だけでなく人生そのものの
生きる指針など単純にひと言では言い表せない様々な
深い意味が集約されていると思います。

「押忍」の二文字に空手家としての生き様が凝縮されているんですね。

道場の中でも、子どもたちが「オス、オス」と返事をしますが、
口先だけのオスでは意味がありません。

道場でも改めてこの言葉の重み、深さについて語り、
皆が押忍の精神を体現する心構えを持って
口先だけでない心の入った「押忍」を使えるようにしたいですね。

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最強の布陣

今回の試合は、同日にジュニアの試合が重なっており
久美子先生がそちらの引率に行き、
子どもたちもそれぞれ仕事や学校行事があり
単身で試合に臨むのは今回が初めてでしたが
それもとても良い経験になりました。

まあ、同門の内藤先生もいて、
同じ関西勢の京空会・岩井先生とご家族も
試合に来られていましたので
それほどアウェイ感が強いということも
ありませんでしたけどね。

試合会場では、僕が所属する「格闘技医学会」の
仲間の先生方も試合の引率に来られており
僕が試合に出るということで
ありがたいことに色々とサポートをしていただきました。

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右からご存知格闘技ドクター・Dr.Fこと二重作拓也先生
今回の大会主催者・極真会館浜井派石川道場・石川 昭師範
静岡の松原道場・松原吉隆先生
鳥取の流心会館・藤崎和也先生
愛知の剛柔流練正館・吉田統光先生

石川先生は試合前日からお宅に泊めていただき
藤崎先生は試合前のアップでミットを持っていただきました。
そして、二重作先生、松原先生、吉田先生は
試合のセコンドについてくださり、
これ以上ない”最強の布陣”で挑むことができたのはは
大いに心強かったですね。

拳を交えて繋がった熱き同志が
こうした形でチームとして闘えたことを
とても嬉しく思います。

最高の仲間と、最高の舞台で、
最高の試合ができたこと
そうした機会を与えてくれた
空手の神様に心から感謝します!!
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