メールマガジン 「指導者必見!弱者のスポーツ必勝戦略」より 指導者・選手のためのワンポイントアドバイス集 Vol.2 Vol.1はこちらから |
・「長谷川式メンタルトレーニング」実力発揮の公式 実 力=顕在能力/(心の抵抗×身体の抵抗) ・トップ選手はみな顕在能力が高く、心身の抵抗が低く 生育生活環境に恵まれている ・長時間集中を持続させるには、「心の準備」が大事である ・練習や日常において集中して取り組む習慣が 最後まで集中し続けるタフなメンタルをつくる ・失敗をそのままにすると選手の中には失敗のイメージが残る ・ミスやエラーをした時はそれを忘れさせ、正しいイメージ、 成功イメージを湧かせてから再トライさせるようにしよう ・言葉がけも選手がプラスのイメージを持てるように言ってあげることが大事である ・集中状態に入るためには 1、意識を対象の1点に向け続ける 2、考えるヒマを与えないような練習で集中状態を体感させる 3、小さな1点にピントを合わせ、ジッと見続ける これらを練習や日常で実践する ・頭の中の独り言(セルフトーク)が反応や判断力の低下を招く ・ベストパフォーマンスを発揮するためには思考を止め、 心を無の状態にしてプレイをすること ・選手のやる氣の低下の原因は疲労の蓄積や詰め込みすぎの練習、 練習のマンネリ化などがある ・選手たちのやる氣を回復させるには、十分な練習後のケア、栄養摂取、休養で 身体の疲労を芯から解消させる、心がプラス方向に働くような練習内容にしていくこと ・自然な意識は外向性である ・意識を対象に向ける(外向性意識)ことで走力や筋力、柔軟性や ボールコントロール能力は向上する ・指導者が常に否定的やマイナスの言葉を発し続ければ 選手たちの思考や口から出る言葉もそのようになってしまう ・練習をすることだけが競技力を向上させるのではない ・コンディショニングも競技力向上の一環であるという 認識を持とう ・筋肉活動を司っているのは脳である ・スムーズな筋肉活動が行われるためにも「脳力」を高めよう ・脳力アップのポイントは ・失敗はOK ・集中力向上を最優先とする ・意識を対象に向ける ・楽しくなる、プラス思考になる言葉がけ ・健康づくりに努める ・個性を伸ばす指導で選手たちは自分に自信を持ち、意欲的に練習に取り組むようになる ・選手の精神レベルの向上は指導の最優先課題である ・精神レベルを高めることで人間性は向上し、競技のみならず 社会においても活躍できる"人財"となる ・選手を育てる4つのポイントは 1、集中力の養成 2、指導者のプラス思考 3、選手の個性を伸ばす 4、選手の精神レベルの向上 ・日々の集中力トレーニングの実践で高い集中力を身につけよう ・選手たちをポジティブにしたければ、指導者自身から ポジティブな言葉や行動を心がけよう ・集中の持続は生育環境とそれ自体が好きである、楽しいという事が関係してくる ・選手たちが集中できるように練習の環境づくり、楽しくなる声かけなどをしてあげよう ・知性(知能)は感情(情動)をコントロールし 感情(情動)は意思(意欲)をコントロールし 意思(意欲)は知性(知能)をコントロールする 指導者はこの精神活動の法則を理解し、 選手たちの精神的成長を助長させて安定したメンタルへと導こう ・トップ選手と並の選手との差は心(メンタル)・技(テクニカル)・体(コンディショニング) の研ぎ澄ませの差である ・相手のレベルによって戦術的違いはあれど必要とされるのは「集中力」である ・指導者は選手たちが集中の習慣をつくること、集中のできる環境をつくることに務めよう ・トップアスリートは高レベルの「身体のセンサー」を持っている ・練習で「感じる」ことや日常で五感を刺激する、働かせる機会を多くつくり、 「身体のセンサー」を研ぎ澄ませよう ・イメージしながらのプレイは脳を混乱させてしまう ・プレイ中は常に対象にのみ意識をフォーカスすること ・身体が硬くなって上手くプレイできない原因は 「セルフトーク(独り言)」と「過剰な感情(喜怒哀楽)」である ・無心になってボールのみに心奪われている状態を身体で覚え、 常にその感覚でプレイをするように練習で習慣づけよう ・雑念⇒精神集中⇒1点集中へと意識の絞り込みで競技能力は引き出されていく ・良いパフォーマンスのためには「今」に意識をフォーカスすること ・集中力トレーニングの日々の継続で、いつでもどこでも 集中することのできる「集中脳」へとバージョンアップさせよう ・選手にとって良き指導者と巡り合えるかは"運次第" ・指導者は良き影響を与えられる者になるべく、意識改革をしなければならない ・能力を引き出すその前に、選手たちは今ある能力がちゃんと出せているだろうか? ・選手たちの心身の抵抗を減らし、今持つ力をそのまま発揮させてあげよう ・試合においてゲームプランを立てたり目的、テーマを決めることで 安定したメンタルで臨む事ができる ・緊張解消のポイントは 1、呼吸法や筋弛緩法などで生理的安定に務める 2、対象への集中を心がける 3、緊張を否定せずに受け入れる ・多くの指導者は選手たちのハード(肉体)をいじる指導をしてしまっている ・指導者は人間の身体のメカニズムを理解し、正しいソフトを与えて 選手たちの能力を引き出そう ・選手たちの細かいところにまで意識が行き届く感性を磨いていこう ・きめ細やかな自己管理能力がトップ選手と並みの選手との違いをつくる ・ただこなしているだけの練習になっていないか? ・どのような意識で、どんなイメージを持って練習に取り組んでいるのか 指導者はその点を常に確認しよう ・指導者は練習の質を高めて選手たちをより短期間で能力を引き出し、 成長させていく必要がある ・時間やエネルギーの無駄遣いをしている部分はないか、 もう一度練習内容を見直してみよう ・選手たちの成長は指導者の成長に比例している ・指導者自身常に学ぶ姿勢を持ち、より高い「指導力」を身につけ、レベルアップを図ろう ・プレイの質を向上させるには脳に入る情報を絞り込むことと 入ってくる情報の処理スピードを速くすることである ・情報を絞り込むには、「集中する」こと ・情報の処理スピードを速めるには肉体的・精神的エネルギーを 満たすとともに情報処理スピード向上のトレーニングを実践すること ・ケガで競技の練習ができない間も、集中力トレーニング、イメージトレーニング、 有酸素運動などを行うことでケガの前よりもレベルアップをして復帰することが可能である ・試合の時、選手たちに安心感を与えているか、 プレッシャーを与えているかを振り返ってみよう ・指導者はいつも選手たちを信じ、励まし続け、 やる氣・元氣・勇氣が湧いてくる言葉がけをしよう ・トップ選手は常に"考える、感じる、工夫する"ことをしている ・指導者は選手たちが自らの意志で考え、動き、工夫をするチームの環境づくりに努めよう ・反省とは、正しきものを知り、それができるようにすることである ・ミーティングでの選手たちの反省は『過去後悔形・ただ頑張る形』 『未来前進形・目的形』のどちらですか? ・個人のマネジメントの基本も心の抵抗と身体の抵抗の低減に努めることである ・感情を落ち着けるには生理を落ち着けること ・モチベーションが低下している時には、好きなことや趣味、 リラクゼーションなどで心のエネルギーを満たすこと ・指導者は常に選手の体調・感情・集中状態・やる氣度をチェックし、それらを整え、 高めるように努めること ・指導者があれこれ言えば言うほど選手の脳の情報処理速度は遅くなり、 競技パフォーマンスは低下する ・目的を持つことが選手の情報処理速度を速め、競技パフォーマンスを向上させる ・選手がベストパフォーマンスを発揮する「無・空」の世界で プレイをするには、その入り口である「集中」の扉に到達しなければならない ・選手を集中させるためのポイントは、練習が楽しいものである、 明確な目的・目標を持って練習に取り組むことである ・感情に支配される選手は粘りが無い ・指導者は選手に競技の本質を教え、知性を高めて感情の安定に努めよう ・"指導する"とは教えることでなく、選手自身に"気づき"を与えることである ・アドバイスは対症療法的なものでなく、本質的な部分から変えてあげるようにすること ・指導者は選手の集中レベルに応じた指導を行うようにする ・選手の集中力が低い場合は、まず集中力を高める トレーニングや環境づくりに努めること ・現在は身体が"不自然"になっている選手が多くいる ・深刻な問題は、その不自然な状態を"普通"と思っている 選手が数多く存在することである ・身体の抵抗は選手のパフォーマンスを低下させる。 指導者は選手の身体の抵抗を下げることにまず取り組もう ・伸びる選手は自らの意志で考え、行動する"心のシステム"を持っている ・指導者は選手の競技に対する知性を高め、感情を豊かにさせてあげることの積み重ねで 精神レベルを向上させる指導に努めよう ・「最高」「最悪」、両方の出来事に対するイメージトレーニングで"想定外"を無くそう ・脳は現実も想像のことも同じものとして処理を行う ・よりリアルで鮮明なイメージを湧かせることで 身体はそのイメージ通りの反応をするようになる ・1つの試合をイメージするには、全体の流れとともに ワンプレイまで細分化したイメージを持つこと ・そのものがすでに成功している、達成できているという道のりまでを含めた 「完了形」のイメージを湧かせること ・指導者のアドバイスは「選手の主観的イメージ」に立った視点で行おう ・イメージトレーニングは自分の目から見える映像、自分の耳から聞こえる音、 肌で感じる感触によってイメージをする『主観的イメージ』によって行う ・意識が内向的な選手は能力があっても伸びない ・オフトレの基本は意識を対象に向ける、"外向き"の意識性を しっかりと身につけて心身ともに健康な状態にすること ・「練習のための練習」では意味がない ・練習の中のすべてに選手の、チームの能力を向上するための 「つながり」を持たせよう ・頭の中をシンプルにすると心の抵抗値は軽減される ・物事に優先順位をつけて、1つの事にエネルギーを集中させよう |
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