「気持ちの持ち方と脳の関係」


人は誰でも元氣に健康でありたいと思っています。

そしてそれは当然、家族にもそうあって欲しいと
思っている事でしょう。

ましてやわが子なら、自分の命に代えても
惜しくはない、といっても過言ではないでしょう。

教育やスポーツ指導の現場においても同じ事が
いえると思います。
生徒や選手達の心身の成長を心から願っているはずです。

ところが、そうした思いとは裏腹な行為を
行なっている親や指導者が多いことも、また現実です。

「病は気から」という言葉がありますが、
医学的、生理学的にもそれを裏付ける
多くの実証がなされています。

気持ちの持ち方と脳の関係についてですが、

良い思いや感情、楽しい、安心などの気持ちの時、
やる氣や元氣が高まり、ドーパミンというホルモンが
分泌され、身体の生理機能は活性化されます。
当然脳の働きも高まり、記憶・学習・理解力などの
向上によって、潜在能力を発揮できやすくなります。

逆に悪い思いや感情、心配・不安・苦しい・寂しい
などの気持ちの時は、当然やる氣・元氣もなくなります。
生理機能はアドレナリン優勢の防衛反応状態
(筋肉の緊張、心拍数増加、手足の発汗、思考能力低下)
となり、当然本来持っている能力も発揮できません。

これらを見れば、子どもに対して感情的に怒ったり、
怒鳴ったり、叩いたりするという行為が、子どもの
能力を奪ったり、体調を崩す要因になっている
という事がおわかりになると思います。

また、それだけではなく、そうした子どもに対しての
イライラや怒りの感情が自らの肉体をも蝕んでいる
という事にもなりますね。

マイナスの感情を生み出す育て方は、子どものエネルギーを
奪い、肉体を蝕むだけでなく、育てている側のエネルギーをも失い、
健康を損ねているのです。

じゃあ、プラスの感情を生み出す育て方をすれば、
子どももエネルギーが満たされ、やる氣・元氣いっぱいで
高い能力を発揮できる。育てる側も気持ち良くいられる、
という事になりますね。

そのためには、親や指導者の考え方がプラス思考、
肯定思考、未来型思考である事が大切なんです。

以前の私はそれができていなかったばかりに、
子供たちのエネルギーを奪いまくっていたんですね。
まさにエネルギーの吸血鬼でした。

以下つづく

★メンタル指導についてのお問い合わせは
S-HEARTS事務局(竹中方)
06-6868-1961
root@s-hearts1.com

戻る


HOME