「心と身体のメカニズム」


スポーツの指導に使おうと思って参加した
メンタルトレーニングの勉強会は、
それ以上のものを私に与えてくれました。

そして、自分自身のメンタルを変えたい、
子供たちの心を癒し、幸せにしてやりたい、
という思いがメンタルへの学びの欲を、
より深めていきました。

メンタルトレーニングの勉強で学んだ事は
まず人間の心と体のメカニズムです。

人間は、精神的ストレスや肉体的疲労などで
心身のエネルギーを大量に消費したり、
その容量を超えることを抱えるとオーバーワークになり、
身体の諸機能を有機的に働かせるエネルギーが
低下したり不足し、その結果、心身を健全に働かせる事が
できなくなってしまいます。

例えれば、エアコン、テレビ、ビデオ、冷蔵庫、
洗濯機などの電化製品を一度に使いすぎて
ブレーカーが落ちた状態ですね。

次に、エネルギー不足になった人は、その人自身が
意識するしないに関わらず、不足したエネルギーを
補給しようとします。

ある人は自分より弱い人間(親なら子ども)を
攻撃(怒鳴る、叩くなど)して他人からエネルギーを
奪おうとします。

また、ある人は「自分はダメな人間だ、弱い人間だ」
と思い込んだり、自分の殻に閉じこもり、
引きこもってしまうなどして心身のやる気を低下させて
脳や筋肉の働きを止めさせるように働きます。

そして、このエネルギー不足がより進行すると、
虐待などの攻撃にエスカレートしたり、
体調を崩して病気になるなどの状態になってしまいます。
そして、それらは自分だけでなく家族や周りの人間にも
精神的・肉体的ストレスを与えてしまいます。

こうした心身のエネルギー不足を解決するには、
電化製品の例えなら、発電機の数を増やして
電力を高めるか、電化製品の使用量を減らして
発電容量以内に押さえることをしなければなりません。

つまり、やる気や元気を湧かせる、コンディショニングを
整えて身体をスッキリさせるなどして、心身のエネルギーを
高めるか、身体の諸機能のどれかの働きを止めて
エネルギー不足をカバーするのです。

人間の凄いところは、意志や意識、知性などによって
様々な事象をエネルギーに変換する自家発電能力を
持っているということなんです。

例えば、自身に起こった出来事がマイナスのものでも
自分の考え方でプラスに捉えることができれば、
マイナスのエネルギーをプラスのエネルギーに
変換できますね。

また、強い意志(理念、ビジョンなど)は困難にも
立ち向かうエネルギーを湧き上がらせます。

問題を細分化し、優先順位をつけるなどの
知恵・知性を使う事で不安感を軽減させる事ができます。

そして、多くの経験を積むなどして、
自らを成長させ、精神の器を広げる事で
自家発電容量はさらに高める事ができるのです。

そうした自らの力でエネルギーを湧かせるには、
また、より以上の潜在能力を引き出すためには、
まず、上記のような心身のメカニズムを理解する事です。

そして、今までの価値観や概念、思考を改善し、
それとともに、能力を引き出すための
正しいソフトウェアをインストールしていく
必要がるんですね。

★メンタル指導についてのお問い合わせは
S-HEARTS事務局(竹中方)
06-6868-1961
root@s-hearts1.com

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