【選手の心は何を掴んでいますか?】

竹中が指導の際に選手たちに言っている事は、
ものすごくシンプルなんです。それは、

「集中」する事。ただそれだけです。

といっても、「集中しろ!」と言うのではありませんよ。

選手が実力を発揮できないのは、身体的問題を除いて
様々な「雑念」が頭の中に湧いているため、
それらが無駄なエネルギーとなって、本来やるべき事に
100%のエネルギーを注げなくしてパフォーマンスを
低下させているんですね。

だから繰り返し言いますが「集中しろ!」は
選手を集中させるためのアドバイスにならないんです。

「集中しろ!」と言われると

「そうだ!集中しなければ!集中集中集中・・・」

と「集中」に集中してしまうんです。
ややこしいですが・・・(笑)

人の心は手と同じように1つのものしか掴む事ができません。
そして色々と掴もうとすると、混乱してしまいます。

心配・不安・怒りなどのマイナス感情を掴んでいると
そればかりを頭の中で考えてしまいます。

また、あれこれ考えていると絵の具のいろんな色が
混ざり合った状態のように心の中が真っ黒になってしまいます。

指導者の方は、普段から色々な事を言い過ぎてないか、
思い出してみてくださいね。

したがって、アドバイスとしては、

「ボールを見て」

「ゴール前でボールを受けたら必ず打て」

など具体的な行動を指示する事で
やるべき事を1つに絞り、そこに意識をフォーカスさせて
雑念を手放すようにさせてあげるんですね。

選手の集中力を高めるのも、筋トレと同じように、
普段からのトレーニングが大切です。

竹中が指導しているチームでは、練習前に集中力を高めるための
トレーニング法として「一点集中イメージカード」を用いています。
※こんなカードです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.s-hearts1.com/shucyu.htm

このトレーニングを始めてから10日ほどで選手達から

「ボールが止まって見えるくらい、よく見えるようになりました!」

「落ち着いて試合に臨めるようになりました」

などの声を聞き、1ヵ月で監督からは

「選手達に粘りが出てきましたね。今まで、試合で苦しい展開の時や
先に得点を入れられてしまうと、キレてしまったり
声が出なくなってしまうのですが、それがなくなりました。」

と選手達の変化に驚いておられます。

選手達が安定したメンタルで試合に臨めるよう、
練習での声かけや、集中力トレーニングを実践してみてくださいね!


※選手の集中力向上にお役立ちの「一点集中イメージカード」や
集中についての詳しい説明やトレーニング法について
解説したテキスト本「『違い』をつくるチームづくり」は
下記のサイトでご購入いただけます。
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http://www.s-hearts1.com/seihin.htm