【80対20の法則を使った指導】

●竹中がメンタルトレーニング指導において、もっとも重要なもの
として取り組んでいるのが集中力の養成です。

集中力の養成といっても、ただ単に集中トレーニングを
するだけではなく、日常においても物事の考え方、取り組み方など
様々な面で集中する環境づくりについてのアドバイスも
しているのです。

スポーツに限らず、経営者などでも、成功している人は
この「集中」を非常にうまく使いこなしています。

●最小限の努力で最大限の効果を上げるために知っておくと
役に立つのは「80対20の法則」というものです。

80対20の法則」とは、投入、原因、努力のわずかな部分が
産出、結果、報酬の大きな部分をもたらすという法則で、
たとえば

・仕事の成果の８０％は、費やした時間の２０％から生まれる
・社会の富の８０％は２０％の人々に集中している
・売上の８０％は、２０％の顧客である
・利益の８０％は、２０％の社員が生み出だしている
・利益の８０％は、２０％の売上が生み出している

などの事例が言われています。

●私自身、「選択と集中」を効率よく使いこなすための参考書として
「80対20の法則」の本は何回もくり返し読みました。
この本はおすすめです。
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「人生を変える80対20の法則」
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●短期間で効率よくチーム力を強化するのなら、
この「80対20の法則」を練習や指導の中に取り込んでみては
いかがでしようか。

・強い部分、得意な部分を伸ばす事を練習の８０％に費やす
・チームの中で燃えやすい２０％の選手の心に火をつけ続ける
・練習、試合においては、あれこれ言い過ぎずに最も重要な部分に
　ポイントを絞って話をする
・最大の目標となる大会で勝つ事を目的とした練習スケジュール
　を作成する

などなど、色々なやり方があると思います。

みなさんが実践しようと思う事、すでにこんな風に実践しているよ、
というのがあれば、また教えてくださいね!