●選手の心を燃やし続ける事が大事

前回は、指導者の情熱レベルとチームのレベルの相関関係に
ついてのお話でした。

指導者が真剣に全国で勝つ事を目指すのなら、
それだけの情熱を持った行動を起こすでしょう。

例えば、

・全国レベルのチームと自チームの体力面、技術面での
 数値の比較をして現状のレベルを分析する、

・それを近づけていくためのトレーニング法を考えたり、
 本を読んだり、ネットで情報を仕入れる、

・セミナーを聞きに行ったり、トップチームの指導者に
 話を聞きに行ったりする、

など、様々な行動を起こすようになりますね。
そう、思考はエネルギーなんです。

そして、自分の得た情報をチームに落としていく。

選手達が常に全国を意識するような心の習慣づくりをしていきます。

専門的な部分は外部に依頼をしなければならないこともありますが、
指導者の情熱は必ず選手に伝わります。

最初はくすぶっていた選手の心の火も、指導者が火を灯し続けることで
だんだんと大きくなり、最後には自分の意思で火をつけられるようになります。

そこに行き着くまでに、指導者が情熱を燃やし続けられる事が
できるか。そこが大きなポイントなんですね。

だからこそ、今日、この練習をやり遂げる事が全国への道へと
つながっているんだ!と、選手がはっきりと理解できるほどの
明確な目標設定を行い、その結果をフィードバックしていく事を
繰り返していく事でチームのレベルはどんどんと向上していくのです。


■明確な目標設定のやり方と、指導者の「本氣」を学ぶのなら、
この本がおすすめです。

多くのところで紹介されているので、ご存知の方も多いと思いますが、
まだ知らない方は、ぜひとも読まれる事をおすすめします。
指導者の「本氣」がここまで選手を変えられるんだ!
ということがわかることができるでしょう。

荒れた中学を立て直し、陸上部を7年間で13回の日本一に導いた
元松虫中学陸上部監督の原田 隆史さんの著書2冊をご参考下さい。

「本気の教育でなければ子どもは変わらない 」
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「カリスマ体育教師の常勝教育」
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